「わあ、あれ彼女かな」



朝、私とみやこと優樹(道連れ)は



教室のドア付近でデレデレ笑ってる塩崎を見ていた



「かわいい人だね」



「何組の人なんだろ」



思い思いに喋る私とみやこ



「優樹知らない?あんなかわいい人、男がほっとくわけないいでしょ」



「え、知らねえよ」