――――――――――颯side

季節も秋の中頃になってきた頃。
もうすぐ二回目の治療を始めようと話をしていたとき、
二人で夢について話をしていたね。  

「颯の夢ってなに?」

そう、聞いてきた葵。
俺は何と答えたらいいか分からなかった。
だけど、君が話した夢を聞いて俺も答えれた。

俺の夢は、患者に寄り添える立派な医者になること。
そして、キミを治す。

君の夢は、、、なんだったかな、、