日記を見つめながら手に馴染むペンをはしらせる。
――今日は何もなかった。
もう一度読みなおして書き直す
ーー今日も何もなかった。
この日記も3冊目になる。
あなたを想って3度目の春を迎えます。
あなたに何も伝えられず3度目の春を迎えます。
ケータイ小説 野いちご
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日記を見つめながら手に馴染むペンをはしらせる。
――今日は何もなかった。
もう一度読みなおして書き直す
ーー今日も何もなかった。
この日記も3冊目になる。
あなたを想って3度目の春を迎えます。
あなたに何も伝えられず3度目の春を迎えます。