みーを夜抱く。
そんなのを1年間、毎日やっていた。
最初は嫌がっていたみーは、諦めたのか抵抗しなくなった。
今まで俺にだけ笑ってくれてたみーは、本当の意味で誰にも笑わなくなった。
俺が、みーの笑顔を奪った。
みーを傷つけた。
"傷は浅い内がいい。"
ふと、1年前秦が言っていた言葉を思い出した。
その意味が今、ようやくわかった。
きっと、みーの心の傷の事だ。
秦はきっと、最初から分かっていたんだ。
俺とみーがこんな風になる事を。
あいつの忠告は、昔から当たる。
もう、手遅れなんだ。
気づいてしまったこの気持ちを、今更止める事など出来ない。
あぁ、俺はロリコンだったんだ。
最近よく思う事だった。