んっ…なんか暖かい…

うっすらと目を開けると…


ん?なっ夏川君?!


あっ…呼び方間違った…

起きてみると、私の身体に亮くんの腕がまわっていた


「んっ?千咲?」


『あっおはよう…』


「おはよ…」


まだ眠そう…

そういえば、昨日朝弱いって言ってたな


『ねぇ私ベッドから出たいんだけど…離してくれない?』


「やっ!」


“やっ!”って子供みたい


ガチャ



「亮~起きなさい!」



あっ…



「お邪魔…だったかしら?」



『いえっ!離してくれなくて…』



「あっこの子朝は弱いから…ちょっと子供みたいでしょ」



“ちょっと”じゃなくて“かなり”だと思います



『はい…』