3 翌日。 当麻と優衣は大西高校の校門前にいた。 昨日の留衣の自殺について、全校集会が行われているらしい。 そのため、中に入ることができない。 「……容疑者は四人、か。」 「え?」 突然当麻が呟き、優衣は目を丸くする。 でも、その言葉の意味はすぐにわかった。