〜第二章斎藤一〜

〜俺の全ては…〜









…あんたは俺の事をどう思っていた?

……俺はいつの間にかあんたを好いていた。

俺はあんたを想って毎日を生きていた。

だが,俺はあんたを困らせていたし,迷惑をかけたかもしれんがそれでも,あんたの事が好きなんだ。

その想いがお前を苦しめるのならこの気持ちは心の奥に仕舞い込んで,汚れのない白い風花に乗せよう。

何時になってもお前を好いている事は今も変わらない。

他にお前が想う奴が居るなら,そちらとの関係を大切にして欲しい。

……彼女が苦しむ位なら俺だけが苦しめば良いんだ。