君ノ赤イ血〜モウ君ノ血シカ…〜














慶応四年(1868年)四月末ー…

沖田が羅刹になって数ヶ月が経った頃の話。

外の空気を吸いに行こうと思い起き上がって外に出た沖田は,薬の副作用の吸血衝動に襲われる。

苦しみながらも部屋に戻るとそこへ,主人公がご飯を持って来て部屋に入ってしまう。

吸血衝動に苦しんでいる沖田に血を分けようとするのだが…