うーーん.....





どうしよ、、、





こっちの服もいいけど、こっちもお気に入りだしなぁ。







あ、でもやっぱこっちかなぁ…








うーーん!なかなか服が決まらない!








10時半に駅に待ち合わせなのに.....






もう9時半だよー!









そうこうしてるうちにやっとこさ決まった服を着て待ち合わせ場所についたのは10時半ちょっと前のことだった。






(ふぅ、遅刻は免れたよ)








それにしても遅いなぁ…





もう11時だよー。






今頃マリンピアパークにいるはずなのに...






寝坊でもしてるとか?






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どうしよう。






陸人くんが、来ない。







もう、五時半だ。






今日は休日だから、六時には閉まる。






つまり閉園。








さすがにおかしい。








でも、もしかしたら来るかもしれない。








あと五分待ってみよ。
























.....来ない.....











どうしよ、もしかしたら




事故に遭ったとか?!







そんなことを考えるといてもたってもいられなくて、陸人くんの家にいくことにした。







走っていると、雨が降っていた。










「キャー!傘持ってないのに!!!」









全力疾走しているといつの間にか家についた。





陸人くんちはマンションだから、エレベーターに乗ろうとするが、待ってる時間も惜しくなって階段でかけ上がる。





ーーピンポーン














.....誰も出ない








もう一度押してみる。









.....出ない.....















家を見上げると、明かりはついている。








あ!もしかして家で倒れてるとか?!?!










でも、まぁまさかね。








今日来なかったことについては明日にでも聞こう。








そして帰ろうとするが、






ーー胸騒ぎが、する。







家に入ったらいけないような、でも入らないといけないようなーー





もう!怒られたら怒られたときよ!









そして、ドアノブに手をかける。





ーーガチャ








鍵は開いていた。









「スミマセーン」






緊張するなぁ。

そう言えば家は教えてもらったけど、初めてだっけ?










玄関から中を覗いてみるけど、誰かがいる気配はない。







やっぱり、と呟いて帰ろうとすると、







ア.....ン.....









ん?声?








耳を済ますと、









アア.....ン




シ.....カ.....シロ.....






男の子と女の子の声?







男の子の方はなにかいってるけど、女の子の方は、言葉と言うよりは、何か.....違う気がする。






お邪魔しまーす。






心のなかでそういって、家にはいる。






そして、声がしているドアまで近づいてみる。








だんだん声がはっきりしてきた。







この声は.....陸人くん?






そう思っていると、






「ダ、ダメェ.....陸人ぉ.....」










.....え?







こ、の声は.....留衣ちゃん?




何で留衣ちゃんがここにいるの?





「エロいな」







は?








「や、やだ.....恥ずかし、んぅっ.....」







「きれいだよ」








ーーーナニコレ










ドアを少しだけ開ける。










目に飛び込んできたのは、陸人くんが留衣ちゃんの上で腰を降っている姿だった。










「、っ!?!?!?!」









ーーーえ?








ーーー何で?








二人を見ると、陸人くんは留衣ちゃんの唇を自分のもので塞いでいる。






そして、片方の手は留衣ちゃんの腰に、もう片方は留衣ちゃんの、豊かな胸の上で動いていた。







下半身は、留衣ちゃんの上で欲情して動いていた。










「ア、アァ.....んっ」






「やべえ、超気持ちいい.....」








「そ、う?よ、かっ、た。陸人のおっきくて気持ちいい.....」






「お前の、ぐちょぐちょだぜ?」





と、わざと音をたてて腰を降る陸人くん。







「や、恥ずかしい.....」








見たくないのに目がそらせない。









「っイクッ」








「まだ、ダメだ」








「もう、だめぇっっ」








ビクンビクンと留衣ちゃんが痙攣する。







「あーあ、派手にイったな」






「お仕置きだっ」







そう言うとおもむろに自分のものを抜くと、留衣ちゃんの口に突っ込んだ。







「んぐっ.....ん」







「口でしろ」







そう言って、留衣ちゃんの口の中で激しく腰を振りだした。







「んんぅ.....っ」







「イクッ」








その声とともに出されたのは、白い液体。







留衣ちゃんは、それをゴクンゴクンと飲み下していく。






飲みきれなかった分が、口からこぼれでる。







そして二人はぐったりと横たわった。







一部始終をみた私は、たっているのがやっとだった。






「うそ.....」









そういって後ずさる。








しかし、運の悪いことに、余計にドアが空いてしまった。








そこで初めて二人は心結の存在にきずく。








「「えっ.....」」








二人の声が重なる。












「こっ心結っ」









「な、何で.....」










私は、そこにいられなくて、いえを飛び出した。








「心結っ!」



留衣ちゃんの声も無視する。


雨が顔に当たる。さっきよりも強くなった雨は、涙を隠してくれる。





その日はどうやって家に帰ったのか分からなかった。