ケータイ小説 野いちご

だから俺と、付き合ってください。

4*逆に恋愛相談




先輩に私の気持ちに気づいてほしくて、放課後に部活の応援に行くのをやめた。


前に『なんで来ないんだよ』って怒られたのを思い出して、


もしかしたら気づいて連絡してくれるかもしれない。


そう、思ったから。


だけど、一週間待っても、一ヶ月待っても、それらしい連絡はなくて。


連絡が来ても


【ごめん、忙しくて連絡出来なかった】


【ラインできない。電話も】


素っ気ないラインばかり。


私が部活の応援に行かなくなったことに、気づいてすらいないのかもしれない。


そう思うと、私への想いがもうないんだって悲しくなった。


別れ話が来ないだけ良いのかもしれないって言い聞かせてここまで来たけれど。


……もう限界なのかもしれない。


そう思っても、やっぱり別れたくなくて。


先輩が好きだから信じたい。


だけどどうしようもなく寂しくて気持ちが揺らぐ。


……他に私をもっと大切にしてくれる人がいるかもしれない。


私もその人のことを先輩よりも好きになれるかもしれない。



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