ケータイ小説 野いちご

だから俺と、付き合ってください。

1*拾ったラブレター




「もぉー、最悪すぎっ!」



放課後になって教室を出ようとした私を先生が引き止めたかと思うとプリントをまとめる作業の手伝いをさせられた。


今日は早く帰って録画していたドラマを見ようと思ってたのに。


先生のせいで計画が崩れた!


部活をしている生徒以外は、全然生徒いないみたいだし。


やっと解放された私はイライラしながら階段を二段ずつ駆け下りて行く。


そして下駄箱について、自分のくつに手を伸ばした瞬間。



「……ん?」



足もとに落ちている白い長方形のものに気づく。


これって……手紙……?


拾ってみると差し出し人の名前も宛名も書いてないただの白い便箋だった。触った感じ中身は、ある。


……なに、これ。


もしかして……誰かのラブレター!?


クローバーのシールで封をされていたみたいだけど、粘着力が弱かったのか、剥がれている。


これは……

私に見ろって言ってるのかな……?



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