彼女が目覚めたら
目の前には妃莉と謎の男が。

雪乃「あなたは?」

妃莉「雪乃、この方は名も無き王子。
私に雪乃見てきてと言った人よ」

王子「やぁ雪乃。太陽の精、この子に名前をつけてくれてありがとう」

雪乃「いえいえ、あなたも名前が無いの?」

王子「そうなんだ。雪乃、キミが俺に名前をつけてくれないか?」

雪乃「そうね…あなたは愛瑠真アルマ」

愛瑠真「ありがとう」

微笑む彼、愛瑠真はとても素敵だった。
地毛だと思われる綺麗な金髪。
空と同じスカイブルーの瞳。

くしゃりと笑うその笑顔に
雪乃は頬を赤く染めた。