……うぅ……指…痛いよぉ…。 料理何てしたことないから……野菜を切ってたら指まで切っちゃって……、 指に絆創膏が大量についてる…。 「でも、初料理だけど。…上手に出来たから。」 三人とも喜んでくれるかな…。 まず、まだ顔を見ていない綾斗くんの部屋のドアをノックする。 「だれ……?…どー…ぞ…。」 やっぱり、風邪だよね…。 「入るね。」 ドアをゆっくり開けて私は綾斗くんの部屋に入った。