ケータイ小説 野いちご

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君だけに、そっとI love you―.

・部活





――5月下旬、4月に入ってきたばかりの一年生達はもう学校にも随分慣れ、和気あいあいと学生生活を楽しむ姿があちらこちらでちらほらと見られるようになった。






それに比べ、相変わらずクラスの雰囲気に馴染めず浮いたままの掬恵と周翼。






――放課後。




教室には掬恵と周翼以外誰もいない。







あれ以来、授業中であろうと休み時間であろうと必要のない私語は控えるように心がけている二人。






超が付くほど真面目である。





――隣同士の席、顔を見合わせる。






色んなクラブからもらった新入部員募集のチラシの束を周翼が持っている。






1組でクラブの入部をまだ決めていないのは、掬恵と周翼だけだった。



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