ケータイ小説 野いちご

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君だけに、そっとI love you―.

・7月




――7月――




――長く続いていた梅雨の季節も明けて、あちらこちらから蝉がちらほらと鳴き始める。






そして、周翼は掬恵に対してもんもんとした気持ちを抱えたまま相変わらずの毎日を過ごしていたのだった。





そんな夏休みに入る二週間前のこと、掬恵にある重大な事件が起こったのである。





朝、いつもどおり顔を洗おうと寝起きのまま洗面所へ向かった掬恵。






洗面所の鏡に写る自分の顔を見て思わず驚いた。






大・中・小、サイズの大きさはそれぞれ不揃いで異なるものの、おおよそ100個ぐらいの見事なニキビが私のおでこに一面びっしりとできている……。








ニキビ畑!







どういうこと!?




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