土曜日。

夜、お風呂上がりに電話がかかってきた。

相手は…え!?憐斗君!?

慌てて携帯を耳に当てる。

「も、もしもし?」

(玲。急にかけて悪い)

「ううん、全然いいけどどうしたの?」

少しの沈黙。

な、なんだろう…?