しまった…。 この時代に来て初めてな訳だから、地形も全く分からず走っていたら行き止まりになってしまった。 てか、あの人早すぎでしょ! なんて思ってる暇はない。 どうしよう…。 私が焦っていると向こうの人が聞いてきた。 ?「君、名前は?」 相手が微笑みながら聞いてきた。 だけどそれは貼り付けただけの笑顔で私にちょっとした恐怖が植えつけられた。