柔らかい髪だったな。

俺は、さっきの下田の事を思い出していた。

五鈴『司馬主任、顔赤いですけど大丈夫ですか?』

悠斗『だっ、大丈夫だ。それよりお前がデータ消したおかげでいい収穫があったよ!』

五鈴『ありがとうございます!さすが僕。』

悠斗『褒めてねーよ。少しは反省しろ。』

本当に脳天気な奴だ。何でこんな奴が秘書課に居るんだ?猫の手も借りたいのにデータ消しやがって。

会議に間に合わなかったらどうするつもりだ!下田が来てくれて良かった。