ケータイ小説 野いちご

純情ラバーズ

✿引っ越しは慣れたもの











「ただいまー!」



1年生最後の月はあっという間に過ぎて、無事終業式も終えた。


終業式の今日は午前中で学校が終わって、わたしはいそいで帰宅した。



「おかえり〜! 学校お疲れさま」


「百華、おかえり」



リュックを背負ったまま一目散にリビングに行くと、お母さんとお父さんふたりそろって迎えてくれた。


テーブルの上にはお寿司やからあげなど、わたしの大好物が並んでいる。



「お父さんが平日なのに家にいるのって変な感じするなー! てか、お寿司にからあげ!! 豪華ー!」



一気に思ったことを喋りまくるわたしに、ふたりとも優しく微笑む。





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