ケータイ小説 野いちご

純情ラバーズ

✿好きなタイプは年上











「百華、最近楽しそうだね?」


「へっ!?」



放課後、ありちゃんとドーナツ屋さんへとやってきた。


学生も多くてにぎやかだけど、ゆったりとした音楽に心が落ち着く。



「氷野くんとなにか進展でもあった?」


「ごほっ」



久しぶりにエスパーありさが登場するものだから、ドーナツがのどにつまる。



氷野くんといえば、数日前にわたしの家でカレーを食べたことを思い出す。


お姉さんがいることを知ったり、わたしがタメで話そうと決めた日だったりする。



「わ、百華! 大丈夫?」


「全然へーき! あのね、氷野くんとタメで話せるようになったんだ」





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