私今、スーパー来ております。


あのアイスを手に入れる!!


確か、ミルクアイス。だった!!


それを買ってお詫びしよう!!


…ないじゃないか。


としょんぼりしてると、


「あれ?如月さん?」


その声は!!?


「河田君!!」


「大丈夫ですか?体の方は。」


「うん!!大丈夫!!」


どうしよう!!お詫びしようと思ったのに!!アイスが無いんじゃ…。


「もしかして、アイス買いにきました?」


「う…うん」


「僕のあげましょうか?」


「え!?持ってるの!!?」


「さっき取りました。全部。」


だから無いんだ…


「1つあげましょうか?」


え!?お詫びしたいのにもらうわけには!!


「ねえ、いらないから奢らせて?」


「…はい?」


「昨日迷惑かけたから…奢らせて?」


「いいですよ。それぐらい。あたりまえです。それに、こんな子ほおっておくにはいけません。」


「へ?」


何のことか分からんが、とりあえずお詫び!!


どんなけお詫び言ってるんだ!!


「ねぇ、今日、うちでご飯食べない?」


「…いいですよ。僕だって作れますし…。」


「いや!!私が作る!!」


「じゃあお言葉に甘えて。勉強も頑張ってくれると嬉しいです。」


「いつか一緒にやろう!!」


「分かりました。」


「じゃあいこう!!」


買い物をして、マンションに向かった。