ケータイ小説 野いちご

ホンキの恋 【ヒミツの恋続編】

本気 1 中川
戸惑い

『なんで中川はいつも寝てるわけ?バイトでもしてんの?』




ジャージから制服に着替えてる時不意に小林に聞かれる。




『あ!俺も気になってた。いつも寝てたくせに高橋とどうやって仲良くなっていったわけ?』




まどかのパンツを見たと言ってたヤツも話に入ってくる。




「…後ろの席のヤツが困るから。」




今までまともに会話すらしたことのないクラスメイトに話しかけられて、戸惑う俺はボソリと返事をする。



『え?なにそれ?』




意味がわからないと言った様子の小林達。




「起きてると、黒板見えねーだろ?」




壁のように後ろのヤツの視界を塞いじまうから。




だから…




『そんなの席替えの時言えば言いのに。あ、俺席代わるよ!一番後ろだしさ。』



着替え終えた小林が荷物をまとめて席を譲ろうとしてくれる。




「いいのか?」




一番後ろの席なんて譲ってくれるヤツなんていないと思ってた。




「なんでそんな親切なワケ?」



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