ケータイ小説 野いちご

地球を守って!恋するヒーロー

Stage.1 目覚め
明日を生きるための条件

――頭が、割れるように痛い......。

割れるような頭の痛みに目を覚ますと、真っ白な天井と壁の部屋に、白いシーツのベッドの上で寝ていた。


見覚えのない部屋に一瞬自分がどこにいるのか分からなくなったけど、徐々に頭がはっきりしてくる。

私ケニアにきて、それで謎のイケメンたちに会って......。


今までのことは思い出したけど、やっぱりこの部屋は見覚えがないみたい。

ここは、どこ?


部屋には、私一人しかいない。
ベッドの他には、小さなテーブルの上に私のバッグがあるだけ。


荷物、無事だったんだ。
どこにいるかも分からないけれど、荷物が無事だったことにひとまずホッとする。


それにしても頭は痛い上に、異常なくらいにお腹が空いているし、喉もカラカラに渇いてる。


本当なら何よりも先に今の状況を把握しなければいけないのに、それも考えられないくらいの強烈な飢えと渇き。


どうしてこんなにお腹が空いているのか分からない。分からないけど、ひとまず飢えを満たしてから、これからのことを考えよう。


バッグの中にスーパーで買ったものがあったはずだと、中からペットボトルを取り出し、ぬるくなった水を一気に飲み干した。




< 23/ 303 >