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鬼麟2

第三章
蒼side

なっちゃんがいなくなってから、すごく時間が経った。
あの日を最後に、学校にも来ないまま夏休みに入ってしまった。
捜しても見つからないし、家すらも知らない。
僕たちは、結局のところなっちゃんのことは何も知らなくて、思っているよりも自分たちが無知なことを思い知った。
ただ気がかりなのは、彼女が今どこにいるのかってだけ。
修人も彼女を気に入っていたから、色んな情報をかき集めるのに一番躍起になっていた気がする。

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