やがて春が来るまでの、僕らの話。
恋愛(逆ハー)
完
63
白子奈可/著
- 作品番号
- 1610636
- 最終更新
- 2023/01/04
- 総文字数
- 256,897
- ページ数
- 566ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 1,138,738
- いいね数
- 63
- ランクイン履歴
-
総合51位(2021/04/18)
恋愛44位(2021/04/18)
恋愛(逆ハー)24位(2023/12/23)
- ランクイン履歴
-
総合51位(2021/04/18)
恋愛44位(2021/04/18)
恋愛(逆ハー)24位(2023/12/23)
十五歳、冬。
私たちは深すぎる傷を負いました。
「…………死ぬのかよ」
「ここまで生きてきといて
今更死ぬのかよ───っ!!」
***
side KASHIWAGI
あのとき言えなかった想いは、
今も胸の奥にある。
「…………俺はお前が好きだったよ」
「俺と、ずっと一緒にいて……」
***
side WAKASE
ガキだったけど、
ガキなりに真剣だったから。
「すげぇ好きだったのに、
俺が弱かったせいで、ガキだったせいで、
ずっと一人にして……ごめん」
***
side KURATA
自分のことなんてどうでもいいくらい、
あいつらを守りたい。
「それでお前が生きられるんなら……
お前らがちゃんと生きてくれるなら、
俺はなんだってやるよ」
***
過去を共有する者。
未来に出会う、希望を持つ者。
過去と未来を、繋ぐ者。
その全てが重なるとき、
キセキが起きる───
この作品のレビュー
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