エトセトラエトセトラ
その他
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- 作品番号
- 739047
- 最終更新
- 2015/08/23
- 総文字数
- 23,620
- ページ数
- 61ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 3,245
- いいね数
- 0
そんな感じの短編集
一話ずつ増やしていく予定
完結ボタンを押す日は来るのか
+++++++
とある彼女と僕
女の子は何でできているの?
仕返しは爆音で
一体何を溜めたのだろう
海と空の境目を愛した
綺麗な雨の日の
絶望と、夢と、恋人
いつもわからないこと
後味すっきり
黒く清廉な
(2015.05.31公開)
+++++++
※
題名の前にある【*p.】は
その話のページ数です
各話最初の一ページは題名だけなので
数には入れていませぬ
どうぞ気になったものから
お読みになってくださいまし
※
この作品の感想ノート
イトウ先生さん
またスケッチ的なお話を書いてしまいました。「ユーリカ」と被るかなとも思ったのですが、これはこれで気に入っています。好きな雰囲気だと言っていただけて嬉しい。
気の抜けてぬるくなったソーダほど、味気ないものはありませんね。背徳感すら覚えます。
ですが今回の彼女のソーダ水はまだしゅわしゅわです。泡立った彼女の感情が、白んだ空へ溶けてゆくのです。
感想まで残してくださりありがとうございます。とっても嬉しいです。
話が変わりますが。時折、イトウ先生が描写リレーに参加しているのを発見しては、毎回惚れ惚れニマニマしております。短い文章でも、やっぱり貴方の書く文字がすきだなあ、なんて思っております。
夏は暑いはずなのに、彼女の感情も生々しいもののはずなのに、ソーダ水が満ちているせいで、すべてが半透明で生ぬるい。
明け方の、青には程遠い、白んだ薄氷色の空がソーダの表現と相まって素敵でした。
ソーダも飲み始めは美味しいですけれども、時間が経つと物足りなくなってしまいますものね。
物語ってやっぱりいいなあ、と思いました。最近、あまり本を読めていなかったので、好きな雰囲気のものに触れられて嬉しかったです。ありがとうございました。
小林洋右さん
まあ私が女である為に、やはり女性の心理に偏ってしまいますね。男性目線のお話も書きたいですが、その心理を描写するのはまだ少し難しそうです…。
綺麗だなんてお褒めの言葉、ありがとうございます。綺麗さを求めて書いた作品なのでその言葉がとても嬉しい。
しゅわしゅわ。は、彼女のある気持ちを表していて、実はそれは良いものではないのです。熱を冷ますというよりも、冷めた熱を眺めている感じです。女は恐いですね。必ずしも、言葉や行動とその心が一致しているわけではないのです。
小林さんも、お気を付けあそばせ…。笑
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