——「知ってますか?なんかちょっとありえない再会が望めるようですよ」
笹舟の約束が本当なら、どうかもう一度あの人に会わせてください
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高校三年生 八城杏那(18)
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教育実習生 葛西弘海(21)
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*お知らせ*
たくさんの出会いに恵まれこの度は書籍化という縁に恵まれました。
この作品を読んでくださった全ての方々にお礼申し上げます。
尚、書籍化に伴い、大幅に加筆・修正をしました。
書籍版とは内容が変わっていること、ご了承ください。
好評発売中
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友人や家族に裏切られ、すべてに嫌気がさした高3の杏那。線路に身を投げ出そうとした彼女を寸前で救ったのは、卒業したはずの弘海。3つ年上の彼は、教育実習で母校に戻ってきたのだ。なにかと気遣ってくれる彼に、次第に杏那の心は解かれ、恋心を抱くように。けれど、ふたりの距離が近づくにつれ、弘海の瞳は哀しげに揺れて……。物語が進むにつれ明らかになる衝撃の真実。弘海の表情が意味するものとは――。揺るぎない愛が繋ぐ奇跡に、感涙必至!