たとえばこの世界で君と2人きりなら

恋愛(ピュア)

星川しずく/著
たとえばこの世界で君と2人きりなら
作品番号
882381
最終更新
2015/08/08
総文字数
485
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
102
いいね数
0



「ねぇ、死ぬの?」



先の見えない暗闇の中、
彼は不思議そうに聞いた。





花園 蘭
Hanazono Ran

×

広瀬 太陽
Hirose taiyou







「一緒にいられない事の方がつらい」


そう嘆いたのはあいつ



「ほら、おいで」


そっと胸を貸してくれたのもあいつ



「蘭、笑って」


いつも太陽みたいに笑顔のあいつ




あなたのオレンジの髪色は
こんな私には眩しすぎる。




「俺を殺してからにしろよ」


彼はあの日、涙を流した。



©Syuri


2013.4.15

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