他がために悪はある

その他

空波 刻羅/著
他がために悪はある
作品番号
641951
最終更新
2011/09/10
総文字数
2,660
ページ数
12ページ
ステータス
完結
PV数
8,542
いいね数
0

「私が汚れることで彼が救われるというのなら――」


血肉にまみれた体が軋む。骨が折れて、筋肉が縮れとなったおかしな体が悲鳴をあげる。


「私は、自らこの場に降り立とう」


敗けを呑み込む悲鳴をあげる。


負けを許さぬ悲鳴をあげる。


どこまでも届きそうな、空の下で。

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蜜柑畑さん

彼女なりの信念と共に持たれた剣は、決して倒れても取りこぼされることはないでしょう。

弱くとも、強くならなければならないと、彼女は涙さえも飲み込みます。

ではではー

2014/03/17 18:29

頭の中が妙に静かになりました。

同じ剣を持つ人間でも
時代や設定が違うとやはり別物ですね。
時代が違えど人を思う気持ちに変わりはなく…

彼女の弱いようで強い気持ちに
心打たれました……。

2014/03/17 12:56

橘さん

ご無沙汰しております。

クレしんの台詞は私めも好きですねー

なかなかに考えさせられます。

殺しの大義名分を掲げて、人間らしくあろうとするのもまたよく分かる心境ですが、結局は血にまみれた自身は拭えないわけで

いっそ開き直りにも近いのかもしれませんねぇ。


そんな彼女ですが、今現在は平和の名のもとに穏やかにやっていますよ。彼女も戦争に振り回された一人ですからねぇ、刃を握る理由がなければ捨てるに限ります。

そうして、なんと、わざわざ教えてくださってありがとうございます!


そうですか、9夜には出ないのですね(´・ω・`)としたのもつかの間、8夜にはご出演なされているということで、早速聞きに行きましたよ!


ラジオとぐらいですから、スタジオから橘さんが喋るのかなぁと思えば、スカイプでも参加できる時代なのですね( ̄∀ ̄)←

いやぁ、なんだか新鮮でした。いつもは橘さんの作品を読むだけでしたが、ああして声を聞いていると、「きゃわぁ、これが橘さん(*´Д`*)」とドキドキしてしまいました (笑)

9夜もYouTubeにアップされたら聞きに行く所存でございます。

お知らせ、ありがとうございました。

2012/08/11 01:58

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