中条先輩、近すぎます。

恋愛(学園)

双葉絵南/著
中条先輩、近すぎます。
作品番号
1716163
最終更新
2024/04/21
総文字数
11,339
ページ数
26ページ
ステータス
未完結
PV数
61
いいね数
0
「防衛隊」
      
それは、正体不明の“鬼”から市民を守る政府公認の組織。
強さでランクが決められ、上から順にS・A・B・C・Dとなっている。
入隊時には“鬼”を倒すための特別な銃と、隊員同士の連絡や出動要請が可能なスマートウォッチが支給される。


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「中条先輩…なんでここにいるんですか」
ランクA
鈴木彩葉
-Suzuki Iroha-

×

「あ、彩葉ちゃんやっほー」
ランクA
中条李都
-Nakajyo Rito-

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数ヶ月前に転校してきた、中条李都先輩。

転校生なのに、今じゃ校内一の有名人。

噂によると、運動神経抜群で、成績優秀、フレンドリーな性格で誰にでも優しく、友達も多いんだとか。
 
何より、イケメンらしい。

そんな彼は、当然モテモテ。

もうほとんどの女子が告白したらしい。

まぁ私とは学年も違うし、そもそも興味ない。

関わることなんて、ないと思ってたのに…。

「俺も、防衛隊隊員なんだよね」

出逢いは、偶然だったと思う。


でも、それは私と先輩が普通の高校生だったらのハナシ。


私が、先輩が、防衛隊隊員であるならば…。


出逢いは、必然だったんだと思う。




2024.1.26 公開



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