運命の赤い糸って本当にあるのかな。
もし君との出会いが奇跡だと言うのなら
“運命”ではないと私は思う。
初めての出会い、デート、キス……。
こんなに愛おしい想いを抱いたのは
君が全部全部初めて。
毎日が楽しくて“好き”って気持ちが溢れて。
もっともっと君が欲しいと思ってしまった。
すれ違いが続いてもこの気持ちは
変わらないと思っていた。
だけどそれは違ったみたいで。
距離が離れれば離れるほど
自分の気持ちが分からなくなって。
君の愛に応えられなくなっていくのが
怖くなった。
君に嫌われるのが怖くなった。
だから……これ以上君といてはいけないんだ。
自分の弱さ、自分の気持ちと向き合うために。
君と別れることを決めたんだ……。
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「ごめん…もう限界なの…」
羽衣初優(はごろもうゆ)
内気で人見知り
恋愛経験ゼロな女の子
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「俺はお前しかいらない」
冷泉遥陽(れいぜいはるひ)
クールでイケメンな年上男子
♡すれ違いだらけの初恋物語♡
出会いと別れの連続な青春時代の
輝く1ページを君と……。
2023.10.9 執筆開始
2023.11.19 完結
ケータイ小説 野いちご

作品番号
1708611
最終更新日
2023/11/19
君に抱いた恋心を記憶の中にそっとしまって。
鈴乃ほるん/著
ジャンル/恋愛(純愛)
232ページ 完
PV数/41,735・総文字数/91,060