猛犬くんは餌付けされたい
恋愛(キケン・ダーク・不良)
101
結季ななせ/著
- 作品番号
- 1688521
- 最終更新
- 2023/02/24
- 総文字数
- 767
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 451
- いいね数
- 101
「何これ、美味」
階段から落っこちて
最凶とうわさの男の子の顔面に
お弁当をぶちまけた
人生終了のお知らせ、かと思いきや
「ソレ、明日も食わせて」
なぜか胃袋を掴んじゃったみたいです(?!)
×┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈×
「たまごやきはしょっぱい方がよかった?」
柚木 茉冬
Mafuyu Yuzuki
( どこか抜けてるふわふわ系料理女子 )
×
「んーん。……これが好き」
吉良 狛
Koma Kira
( 猛犬と呼ばれるドーモー不良男子 )
×┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈×
居場所は人目につかない校舎裏
授業はサボるし、傷だらけだし
うわさ通りの怖いひとだと思ってたけど
「じゃー、茉冬が食わせて。口移しで」
「カワイー顔。からかっただけなのに」
くしゃっと笑って ぺろっと美味しそうに
お弁当を平らげる狛くんを見ていると
幸せな気持ちに────……
「じろじろ見んな。俺のなんだよ」
「あ゛? ぶち殺してやろーか」
「ちょっ、狛くん、物騒だよ……!」
前言撤回
やっぱりちょっと怖いかもしれません!!
♡┈┈┈♡┈┈┈♡┈┈┈♡
2023.02.24. 更新開始
♡┈┈┈♡┈┈┈♡┈┈┈♡
これは
一介のお料理女子が猛犬男子を
餌付けして飼い慣らすまでの
アンバランスな恋物語
「今は茉冬を食いたい気分」
「ひぁ……っ」
「こら、逃げんな」
「だ、だって狛くんいま唇かぷって噛ん……」
「俺が満たされるまで離さない」
のはず!
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