政略夫婦が迎えた初夜は、あまりに淫らで もどかしい
恋愛(ピュア)
完
404
pinori/著
- 作品番号
- 1649889
- 最終更新
- 2021/10/26
- 総文字数
- 143,728
- ページ数
- 239ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 7,068,079
- いいね数
- 404
- ランクイン履歴
-
総合35位(2021/10/17)
恋愛29位(2021/10/17)
- ランクイン履歴
-
総合35位(2021/10/17)
恋愛29位(2021/10/17)
宮澤春乃
haruno miyazawa
レイドバッグホームズ令嬢
蓮見大祐
daisuke hasumi
ロータステクノロジー御曹司
「恋愛結婚なんてしない。経済力で選ぶ」
それは、恋人に振られた悔し紛れに出た言葉だったのに、真に受けた両親が政略結婚の話を持ってきてしまいお試し同居をするはめに。
うちの会社に損に働かないよう、蓮見さん側から破談の言葉を引き出そうと奮闘するも……一緒に過ごす中で触れる彼の優しさに気付いていく。
「おまえはただ、優しいだけだ」
「ずっとここにいてやる。だから、安心して休め」
政略結婚なんてできてしまう、冷たい人だと思っていたのに。
「俺の目が届かないところで、誰かに傷つけられているかもしれないと思うと気が気じゃない。俺の知らない場所で怪我を負うのはもうこれが最後だ」
真っすぐな眼差しに、触れる手の熱に、惹かれてしまう。
経済力さえあれば誰でもいいなんて嘘だ。
私は蓮見さんがいい。
――だから。
「ごめんなさい。私、嘘をつきました。政略結婚なんて、したくありません」
同居から始まるじれじれラブストーリー
haruno miyazawa
レイドバッグホームズ令嬢
蓮見大祐
daisuke hasumi
ロータステクノロジー御曹司
「恋愛結婚なんてしない。経済力で選ぶ」
それは、恋人に振られた悔し紛れに出た言葉だったのに、真に受けた両親が政略結婚の話を持ってきてしまいお試し同居をするはめに。
うちの会社に損に働かないよう、蓮見さん側から破談の言葉を引き出そうと奮闘するも……一緒に過ごす中で触れる彼の優しさに気付いていく。
「おまえはただ、優しいだけだ」
「ずっとここにいてやる。だから、安心して休め」
政略結婚なんてできてしまう、冷たい人だと思っていたのに。
「俺の目が届かないところで、誰かに傷つけられているかもしれないと思うと気が気じゃない。俺の知らない場所で怪我を負うのはもうこれが最後だ」
真っすぐな眼差しに、触れる手の熱に、惹かれてしまう。
経済力さえあれば誰でもいいなんて嘘だ。
私は蓮見さんがいい。
――だから。
「ごめんなさい。私、嘘をつきました。政略結婚なんて、したくありません」
同居から始まるじれじれラブストーリー
- あらすじ
- 「恋愛結婚なんてしない。経済力で選ぶ」
恋人に振られた悔し紛れで言った言葉を間に受けた両親により、政略結婚する流れになった春乃。相手の〝ロータステクノロジー〟御曹司である蓮見は快諾している……となると、こちらから一方的に断ったら会社の提携の話が揺れてしまうかもしれない。そう考えた春乃は、同居生活の中で蓮見の嫌うタイプを演じ嫌われようと試みるが、どんどんほだされていき……?
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この作品のレビュー
2021/10/24 16:13
投稿者:
godisdora
さん
早朝から一気読みでした!
早朝から読み始めて、一気読みでしたっ! ぴのり先生の小説では、物語の状況展開の中でそのキャラクターの性格が生き生きと読者に伝わる、という描かれ方で、さすがぴのり先生!と感動しながら読みました。 いつもぴのり先生の小説で好きなのが、論理的な文章です。けれど、論文のように味気ないわけではなく、キャラクターの性格背景まで丁寧に描写され、論理的ながらも繊細な心情等も丁寧に描写されていて、ヒロインの揺れる気持ちや行き場のない気持ちに引き込まれました。 そして、先生の、セリフと本文?の量のバランスと流れも好きです。 さすがベテラン作家様、早朝から一気読みしちゃう魅力が満載でした。 ヒロインとヒーローが、とにかく魅力的です。そして、物語の中で悪役だったり過去の人だったりが、いい人、だけでなく、味わい深い優しい関係になっていくのもまた、ステキな物語でした。 味わい深い物語、ごちそうさまでしたっ♡
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