レモンキャンディーにさようならを

恋愛(学園)

ふゆのぽっけ/著
レモンキャンディーにさようならを
作品番号
1633987
最終更新
2021/12/24
総文字数
12,003
ページ数
34ページ
ステータス
完結
PV数
12,321
いいね数
0


良い子でいたいのに。







じっと先生の背中を見つめた。



幸せと後ろめたさを感じながら。





良い子になりたい、クラスにも部活にも馴染めていない「ぼっち」
中学2年生

川越(かわごえ)よいこ


×



少年みたいな優しい笑顔の担任の先生

古賀遥人(こがはると)





「秘密は守れますか?」

そう言って先生が私にくれたのはレモンキャンディー。


ドキドキが止まらない。

そっか。

これが恋心なんだ。




「先生……、私は良い子にはなれません」

「良い子なら、きっとこんな恋なんてしない」

「先生が好きです……、ごめんなさい」


大切な恋心なのに。



誰かに教えてほしい。




この恋心を守る方法を。







この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

ふゆのぽっけ様

はじめまして。レモンキャンディーに心惹かれ、この作品を読ませていただきました!

読みながらずっと、胸がきゅっとなってました。
なんてほろ甘く、酸っぱい初恋なんだろう。なんてすてきな女の子なんだろう。なんて罪深い先生なんだろう。
まるで本当にレモンキャンディーそのもののような青春の1ページを、わたしにも分けてもらったような気持ちです。

よいこちゃんに声を大にして伝えたいです。
あなたはもうとっくに良い子だよ! かわいいよ! すてきだよ! 好きな人に好きと言えたあなたは、勇気ある真っ直ぐな子だよ! 恋を楽しんで、自分でさようならができたあなたは、きっとまたすてきな恋ができるよ! 夢も叶うよ!
と、背中をさすり、押してあげたいです。でも、たぶん、私がそんなことをするまでもないんだろうな、とも思ってます(*^^*)

古賀先生は初恋ドロボーですね。まったくもう、有罪です(笑)
だけどあのやさしさにたくさんの人が救われてきたんじゃないかな、あんな先生がいたら私も憧れてたかも、なんて思うと、自然と幸せを願ってる自分がいます。

すてきなお話をありがとうございました!
よいこちゃんの大切な想いに、古賀先生の温かい言葉に、触れられてうれしかったです❁⃘

マポンさん
2021/08/12 17:07

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