続3・(秘密のテガミ)夫の浮気相手は性悪女、倍返しだ。
恋愛(ピュア)
完
0
夏 雪ん子/著
- 作品番号
- 1620780
- 最終更新
- 2020/11/07
- 総文字数
- 7,709
- ページ数
- 2ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 887
- いいね数
- 0
女心はやっかいだ。主婦舞子はかんがえる。自分でもこんなに夫の浮気まがいに自分が執着していつまでも苦しむ女だとはおもわなかったのだ。でもやっと気がついた。巷で離婚が流行るのは、なんとしても夫が自分という妻に隠れて他の女とつきあっていたり、他の女に心をもっていかれるのだけは許せないのだ。ええ、そうですとも、地球がひっくりかえろうとも絶対の絶体に許せない。夫にちょっかい出しやがった、古だぬき女もただではおきませんとも。生きてきたことさえ後悔させてやる。もうそこには居られなくしてやる。世界中どこでも生きてはいけないようにさせてやる。どこでも働きも何をすることをもだ。それほどの怒りが自分の中にあったなんてそれも驚きだ。舞子は時々おもう。怒りに自分がくい殺されそうだ。誰にでも優しかったかっての自分をそれほど怒らせた夫も本当に許せなく憎い。いくら頼まれてもケッコンなどコンナヤツとしてやるんじゃなかった。騙された。自分が馬鹿だったのだ。
早く元の穏やかな暮らしに戻りたい、今はただただそれだけが望みだ。
(これはフィクションです)
早く元の穏やかな暮らしに戻りたい、今はただただそれだけが望みだ。
(これはフィクションです)
- あらすじ
- もう続3になってしまった。夫の浮気まがい相手の女たちに謝ってもらって早く終息し、エンドにしたい。こんなドロドロの戦いはしたくない。既に3年以上だ。だが相手の女はきたない。心が腐っていてゆがんでいるのだ。ずーとだよ。イヤガラセ電話は。夜中だろうと昼間だろうと、非通知ワンギリ電話を。もう警察に言おうか?ということで、夫の相手の女の伴侶である、一応まともだと思える旦那様に(女房説得)の懇願の手紙です。
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