【短編】きみの甘くない魔法
恋愛(学園)
完
2
- 作品番号
- 1553040
- 最終更新
- 2019/04/19
- 総文字数
- 4,037
- ページ数
- 14ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 39,431
- いいね数
- 2
お化粧なしのシフォンケーキも
純ココアのほろ苦いマドレーヌも
苺のない純白ショートケーキも
ほんとうはずっと大嫌いだった
*
:
「あの子が笑いかけてくれる魔法なんだ」
幸せになるための魔法をかけて
きみは少し切なそうに微笑んで
それがわたしにとっての毒林檎
だなんて永遠に気付きもしない
*
:
わたし、ほんとうはずっと
きみに甘い魔法をかけてほしかった
タイトルと表紙は
春瀬 るき さまに考えていただきました!
ありがとうございます❤︎
この作品のレビュー
作者様をイメージして、“あまくてかわいい”を意識しつつも「私に書けるのはこの糖度が限界だー!(でもお気に入り)」とわりと苦めのタイトルと表紙を提供させていただきました。 “あまくてかわいい”は作者様に任せよう……!と(すみません!) その結果、想像以上に“あまくてかわいい”に仕上げていただきました……! 同じ表紙からでも、つくりあげるお話の糖度がこんなにもちがうのかと。 甘いだけじゃなくて、恋する女の子のあまいもにがいも、やさしく、そして素敵に描いてもらえて感謝感謝です! “きみ”がかけてくれた魔法の糖度は、ぜひ本編を読んでご確認ください~!
この作品の感想ノート
氷室愛結さま
こんにちは!久しぶり!
友達におすすめされて気になったので読ませていただきました\♡︎/︎
言葉とか表現とかとびきりかわいくてほろ甘いのに、汐田ちゃんの心はまったく、ちっとも、1ミリだって甘くなかったのがすごく苦しかったです。甘さもあるんだろうけど、それ以上に大人な苦みがあって。コウくん〜汐田ちゃんの魅力に気づいて〜〜!わたしが魔法かけてあげようか〜〜!?と勝手にフェアリーゴッドマザーの役でもこなそうかと思ったほどです、ムリだけど(笑)
ケーキを作るのも食べるのも、甘いほうが好きなのも、The 女の子って感じがして汐田ちゃんに何度もときめきました。好きな人のために慣れないことをがんばるコウくんが報われて欲しい気もしたけど、それ以上にふたりが一緒にケーキを作って笑い合う日々がずっと続くことを、読みながらずっと願っていました。だからか、最後のシーンは個人的に都合のいいように考えてしまっています(> <)♡
切なくて甘いお話をありがとうございました!
最後の魔法のあとの汐田ちゃんとコウくんに幸あれ❁⃘*.゚
タイトルが素敵で読みました〜!!
私も汐田さんと同じで甘党で、料理部に入ってたので共通点がいっぱいあってとっても面白かったです✨
お菓子作りをしたくなったので、マドレーヌやガトーショコラを作ろうかなぁって思いました🍫
愛結さんの物語の雰囲気が大好きです〜❤️
他の作品も読ませていただきます!!
甘酸っぱい作品をありがとうございました😊🍓
氷室愛結さんの書籍化作品
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