あの日の帰り道、きっとずっと覚えてる。

青春・友情

氷高 ノア/著
あの日の帰り道、きっとずっと覚えてる。
作品番号
1496857
最終更新
2018/10/24
総文字数
104,761
ページ数
240ページ
ステータス
完結
PV数
33,004
いいね数
1
あの日の帰り道。



一瞬にして全てが失われた。



黒く澱(ヨド)んだ世界に呑み込まれる中
離れていった君を探し、必死にもがいた。




届かなかった私の手。



再び握られる日は来なかった。





どうして私を置いていったの?


どうして連れて行ってくれなかったの?






私だって






皆と一緒に死にたかったよ。








START❥2018.06.03
題名変更❥07.28
FINISH❥2018.08.09

※後に地震や津波の表現が出てきます。(P68~)
苦手な方はご退出して頂いて構いません。





。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。
レビューありがとうございます!!

寿 すばる 様
虹色六花 様
侑矢 ことり 様
フェザーフォルテ 様
#Yuhina 様

この作品のレビュー

★★★★★
2018/12/27 17:08
投稿者: #Yuhina さん
とても良かったです

東日本大震災のことについて考えさせられる作品でした😉 とてもいいお話でした。

続きを見る
★★★★★
2018/10/08 00:13
投稿者: フェザーフォルテ さん
一歩、光の方へ

気になる情報が徐々に出されていく序盤に引き込まれて、最後まで読みました。 なかなか心を開けない光希步は突き放しても近付いてくる主人公に押され、沈むような暗い過去を話してくれます。 そんな過去から光がさす方へ引っ張り出してくるような主人公の明るさに救われました。 普通の人なら手を離してしまいそうなところ、一歩踏み込む明るさがいいなと思います。 そこからは一歩ずつ、それでも充分眩しい世界が開けてきました。 何事も知らなければ始まらない、知るためにその先へ踏み出したい、と前向きな行動力を呼ぶストーリーです。

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★★★★★
2018/08/20 16:04
投稿者: 寿すばる さん
生きる痛みと、喜び

 震災で辛い思いをした光希歩と、彼女に出会った翔琉。二人の心と距離が少しずつ変化していく様子を、連載開始からただただ、追いかけました。完結作ではじめて読んだら、きっとイッキ読みしてしまうと思います。  311では津波被害の隣県で被災したので、地震や津波、いじめなどの生々しい場面に苦しくなる気持ちもありましたが、それは逆にとてもリアルに描かれているからで、だけど最後まで安心して読めたのは、きっと救いがあると信じられたから。  作者の、作品への真摯な想いが詰まっていて、作品に感動するとともに、その想いに感動です。  甘々のワクワク楽しいお話ではないです。でも、光希歩の勇気と、翔琉の優しさ、側に居てくれるひとたちの大切さに、心が温かくなって、前を向いて歩いていこうと思える、そんなお話だと思います。  いま何かに悩んでいたり、迷っていることがある人に、読んでみてほしいなと思います。

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この作品の感想ノート

日高さんの作品は人間らしさがあり伝わります。
なので一気に読まないと気がすまない。
きっと小説かになれますよ。!

2020/06/28 21:00

一気に読みました。
僕は千葉県人で仕事場で震災に会いました。原発2よ、ル風評被害や差別は許せません。!ひだかさんと同様にこと細かく伝えることがいいことだと僕はおもいます。!辛いことのあとによいことがある。それを信じたいです。

2020/06/28 16:25

ほんとにいい作品だったー!
住んでる地域的に東日本大震災というか、地震にそんなに縁の無い地域だからあんまり知らなかったんだけどこの話で津波の怖さとか、被災者の思いとかが分かってよかった!
光希歩と翔琉に、どうか幸せになって欲しい…
これからも頑張って!!

2019/11/11 01:03

この作品のひとこと感想

すべての感想数:9

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