【完】【短】初恋を教えてくれた顔も知らぬ君へ

恋愛(キケン・ダーク・不良)

柊 みさき。/著
【完】【短】初恋を教えてくれた顔も知らぬ君へ
作品番号
1485402
最終更新
2018/06/27
総文字数
9,285
ページ数
35ページ
ステータス
完結
PV数
49,446
いいね数
2
──文通しませんか。


今の時代にはそぐわない
少し古風な提案をしてきたのは

顔も知らない君でした。







いつも貸出中になっている、
あるシリーズ本の1巻。



読みたいのに読めない。


一体この人は
いつまで借りているつもりなのだろう。


…どんな人なんだろう。


いつしかそんな疑問を抱いていた。







やっと返された1巻。



その最後のページに



『長い間借りたままで
迷惑をかけてしまっていたらすみません』



丁寧で綺麗な字で
そう書かれたメモが挟まれていた。



それから、1巻読むごとに
メモを挟む習慣になった。


本の内容が進むにつれて深まっていく
私達の"文字だけの"関係。


シリーズは10巻完結──




顔も知らない君との淡い恋物語。


-------❁ ❁ ❁-------


シュウと透明な街

小説コンテスト エントリー作品


-------❁ ❁ ❁-------


2018.6/26 オススメ掲載

ありがとうございます(´;ω;`)

この作品のレビュー

★★★★★
2018/09/30 18:52
投稿者: M06 さん
(*´ω`*)

ほっこりしました(*^^*)

続きを見る

この作品の感想ノート

読ませていただきました
全く知らない人が相手だと、今までの自分をリセットできるよな、なんて思いました!
文字は話す言葉よりも自分の思ったことを伝えるのは難しいけど、そのぶん少し素直になれる……みたいな(笑)
相手を想えば想うほど、1文字1文字を大切にもできるし、文通、素敵だなあ……
素敵な作品、ありがとうございました!

2018/10/13 17:06

あの金髪の男の子って、夏目 麻理じゃないですか?

探偵の憂鬱?の作者さんも夏目麻理ですよね。てっきり同じ名前って下の名前だけかな?って思ってたんですけど、同姓同名というのが吃驚しました!

面白かったです!

星野零さん
2018/06/29 22:37

この作品のひとこと感想

すべての感想数:9

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop