伯爵令嬢シュティーナの華麗なる輿入れ
ファンタジー
完
3
蒼山 螢/著
- 作品番号
- 1463257
- 最終更新
- 2019/01/17
- 総文字数
- 65,380
- ページ数
- 44ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 171,909
- いいね数
- 3
2018/06/14 マカロン文庫にて電子書籍化
[原題]伯爵令嬢は恋を追いかけ脱走したい
※掲載作品は編集前のものです。ご了承ください。
会いに行くね。
だから、受け止めて。
***
伯爵令嬢シュティーナは
顔も知らない王子と結婚予定だけれど
とある事情で自宅待機中。
花嫁が自宅待機? なにそれ美味しいの?
「また脱走して町に行ったのですね!」
侍女のリンや家令イエーオリの心配も
どこ吹く風で、勝手に屋敷を脱走する。
ある日、港町スーザントで
サムという男に出会う。
「彼と会った瞬間、
美味しいものを食べたときと
同じ気持ちになったの」
「お嬢様、自覚されたほうが
よろしいと思うのですが、
ひとはそれを一目惚れと呼びます」
また、会いたいと思ったの。
「俺も、また会いたいと思っていた」
青空色の瞳が見つめる。
わたしはお人形じゃない。心がある。
結婚は、家の為だって分かっているけれど……。
「きみの笑顔はひとを幸せにして
俺を強くする」
あなたに残す、わたしの思い。
受け止めて。
***********
ST 20171124
END 20171207
レビューありがとうございます。
かわせつきひと様
[原題]伯爵令嬢は恋を追いかけ脱走したい
※掲載作品は編集前のものです。ご了承ください。
会いに行くね。
だから、受け止めて。
***
伯爵令嬢シュティーナは
顔も知らない王子と結婚予定だけれど
とある事情で自宅待機中。
花嫁が自宅待機? なにそれ美味しいの?
「また脱走して町に行ったのですね!」
侍女のリンや家令イエーオリの心配も
どこ吹く風で、勝手に屋敷を脱走する。
ある日、港町スーザントで
サムという男に出会う。
「彼と会った瞬間、
美味しいものを食べたときと
同じ気持ちになったの」
「お嬢様、自覚されたほうが
よろしいと思うのですが、
ひとはそれを一目惚れと呼びます」
また、会いたいと思ったの。
「俺も、また会いたいと思っていた」
青空色の瞳が見つめる。
わたしはお人形じゃない。心がある。
結婚は、家の為だって分かっているけれど……。
「きみの笑顔はひとを幸せにして
俺を強くする」
あなたに残す、わたしの思い。
受け止めて。
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ST 20171124
END 20171207
レビューありがとうございます。
かわせつきひと様
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