マルボロ・ヒーロー
恋愛(ピュア)
完
1
- 作品番号
- 1194524
- 最終更新
- 2016/10/01
- 総文字数
- 8,523
- ページ数
- 52ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 21,812
- いいね数
- 1
俺には、
ヒーローの素質があるらしい。
♢碧(Aoi)さま
素敵なレビューを書いて頂き、ありがとうございます!
この作品のレビュー
「何のヒーロー?」タイトルを見て、まず考えた。 読み始めると、悪役とヒーローが闘う、子ども向けのイベント? コメディか? 正直、最初に読んだ『月だけが見ていた』と雰囲気が違い過ぎて、少し止まって考えた。 でも、やっぱり杉村さんの文章の巧さですね… 気付くとどんどん読み進めてました。 そして、大人の男性のこんなにも純粋な想い… 切なさに涙腺が緩んでいました。 ヒーローショーを演じるという現実離れした現実。 それを背景にした純愛ストーリーなので、暗くもならず、作中にもある〝五月の風〟のような、爽やかな作品でした。
この作品の感想ノート
碧(Aoi)さま
お返事が遅くなってしまってすみません。
そしてこちらにも丁寧で素敵なレビューを書いて頂きありがとうございました!
本当に本当に感激しております…
実は今書いているお話の続きが思い浮かばずやる気を失っていたところだったのですが、碧さんのコメントを読んでやる気が復活致しました笑
本当にありがとうございます!
作風が好きだと言って頂いた事、何より嬉しくて励みになります。
宜しければまたお付き合い下さいませ。
私もなかなか思うように時間が取れずに自分の小説の更新も滞っている状態なのですが、碧さんの感想ノートにも是非おジャマさせて下さいね。
ありがとうございました!
実はこちらも読んでいました。
でもなかなか感想を書く余裕がなくて…。
『月だけが見ていた』は、忘れなきゃいけないのに忘れたくない人…
『マルボロヒーロー』は、心の中に住み着いて離れない、諦め方を忘れてしまった人…。
〝忘れられない人〟にもいろいろな想いがあるんですね。
そして、杉村さんの表現の、好きなとこ…
〝迷子のヨットのように、ゆらゆらとあてもなくさまよう想いをどうしても断ち切る事ができぬまま全部引き連れて、ここまで歩いて来た〟
〝「情けね……」
零れ落ちた独り言は
風に紛れて、消える。〟
〝肌に心地良い五月の風が
俺の前髪を、ふわりと持ち上げる。 〟
この辺りに、諦められない切なさが詰まっていて、胸がキュッとなりました。
そして…
〝追い求めるのは
自分から手放した日々の面影ばかり。
こんなカッコ悪い男の
どこがヒーローだよ。
……笑っちまうよな?〟
ヒーローを演じなから、自分の心の内面とのギャップを感じて苦悩するタカヒロさんに、切なさがMaxになりました。
彼女が、タカヒロさんに気付いてくれて良かった。
もう別の道を歩んでた事は悲しいけれど、心が強くて優しい素敵な息子さんがいるって事は、彼女は幸せになってるって事なんですもんね?
これでタカヒロさんも前に進めるんですね。
そして、サクさんのキャラもいい味出してて、何気に好きです。
最後に、前回の感想のお返事、有り難うございました。
本当にどちらの作品も、スーッと入って行けて、共感して、3回ずつ読んでしまうという…(笑)
きっと、杉村さんの作風が好きなんだと思います。
だから、「気が合いそう」と言って下さった事、とても嬉しかったです。
長々と申し訳ありませんでした。
なかなか時間が取れませんが、他の作品も少しずつ読ませて頂きますね。
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