12月8日のラヴソング―拝啓ジョン・レノン様―

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馳月基矢/著
12月8日のラヴソング―拝啓ジョン・レノン様―
作品番号
1140791
最終更新
2014/12/15
総文字数
22,023
ページ数
99ページ
ステータス
完結
PV数
5,398
いいね数
0

12月8日は何の日?

あたしはその日、20歳になった
誕生日なんてどーでもいい

カレシのサプライズをほっぽり出して
あたしは遠い町でライヴをする

【地下音楽の女ギタリスト】
ようこ
×
【年下の美形ギタリスト】
弘樹

逃げて追われて確かめて
ベタ甘なラヴソングはいらない
ロックサウンドに想いをぶつける

※マニアック警報
※毒舌注意報

☆ご感想・レビューありがとうございます
汐見 夏衛さま

この作品のレビュー

★★★★★
2014/12/15 19:32
投稿者: 汐見 夏衛 さん
クールな女ギタリストのカッコいい生き様!

主人公のようこは、アングラでは定評のある女ギタリスト。 ジョン・レノンの命日に生を受けた。 そんな彼女の、20回目のDecember 8th、その一日のお話。 メジャーシーンのプロデュースに馴染まず、たった一人、ギター1本を相棒に、小さなライブハウスをさすらう孤高のギタリスト。 カッコよすぎる……! とにかく読んでみてください。 圧倒的な表現力と、ハードボイルドな世界観と、そしてヨーコのかっこよさに、必ずのめり込んでしまうことでしょう。 短い小説ではありますが、内容の濃さは一編の映画のようなのです。

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この作品の感想ノート

>汐見 夏衛さま

ご感想と素敵なレビュー、ありがとうございます!
身に余るお言葉を頂戴してしまって、こちらこそPCの前で身もだえしております(笑)

>絲山秋子さんの「ダーティ・ワーク」
ほかの方からも勧められつつ、未読なんです。
これを機に、ぜひ読んでみたいと思います。

ホワイトアルバムに集うオジサンたちにはモデルがいて、彼らの独特の空気に導かれて書きました。
書きながら、ビートルズ×アングラ音楽の雰囲気にハマり込んで、幸せな気分になってました。

汐見さんの作品も、どんどん読ませていただきますね!
またどうぞよろしくお願いします!

2014/12/15 23:51

こんなにクールでカッコよくて、そして心を揺さぶられる小説を読めるとは……!

とにかく終始、ようこのカッコよさに身悶えしてました(笑)ようこさんに惚れた女の子たちの気持ち、よーく分かる!

ギターを奏で、魂で歌う姿ももちろんですが、とにかく生き様がカッコいい!
ヒロキも素敵です……まっすぐで一途で、惚れました!

まだまだ読んでいたいのに!と名残惜しく思いつつ、最終ページを迎えました。


もしかしたら既に読まれているかもしれませんが、以前読んだ、絲山秋子さんの「ダーティ・ワーク」を思い出しました。こちらはもちろんビートルズではなくストーンズなんですが、クールな女ギタリストが主人公で、すごく印象的な小説でした。


……とにかく、上質な音楽小説というか、ロック小説(って変な言い方ですが笑)、素敵な作品をありがとうございました!

たぶんあと五回は読み返すと思います笑
長々と失礼いたしました……

2014/12/15 19:42

汐見 夏衛さま

コメントくださり、ありがとうございます!
ジョン・レノンという響きのパワーにあやかるべく、こういうタイトルです。
2年前の原稿を手直しして掲載しているのですが、直す前の毒舌といったら凄まじくファンキーでした。

野いちごには向かない内容とは思いつつ、アップしています。
マニアックですが、チラリとでもお楽しみいただけたら嬉しいです。

2014/12/13 22:09

この作品のひとこと感想

すべての感想数:6

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