その心、蒼く
恋愛(ピュア)
完
0
- 作品番号
- 1042783
- 最終更新
- 2014/05/04
- 総文字数
- 2,057
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 159
- いいね数
- 0
私は彼女と二人で家路につく。
僭越ながら参加させていただきました。短編小説企画『不自由な空』の第一回目の投稿です。
至らないことばかりな私と私の小説ですが、どうぞ暖かい目で見ていただけると幸いです。
感想、批評その他忌憚のないご意見がいただければ嬉しいです。
短編『その心、蒼く』どうぞよろしくお願いします。
目次
この作品の感想ノート
主人公が女性であると気づくまでは、髪を輪ゴムで結ぶというシーンにドキリとしていました。
男性が髪を結んでくれる!?
と思っていたら、女性であると判明。
そうなると不思議です。
主人公のおかれた感情がとても切なく感じたのです。
男性が女性に恋するよりも、もっと切なく感じたのです。
同性愛ということなのでしょうが、とても綺麗。
綺麗な海が広がり、ラストの再会を思わせるシーンに、二人の友情<?>が愛情ではないかと思えました。
拝読致しました。
意外な展開に少し驚きましたが、それがとても自然な流れで素直な気持ちで読み進めることができました。
叶わぬ恋愛。
それでもきっと、気持ちはお互いに通じ合っている。
そう受け取れながらも、結局は離れ離れになってしまった結末。
「治療に専念する」
この辺が曖昧で漠然としていて、どうしてそうなったのか少し分かり辛くはありました。
ですが物語としては、楽しませて頂きました!
和菓子屋和歌さま
はじめまして。こんにちは。
最初は自分のことを「私」と言う男の人目線で話が進んでいるのかと思って読んでいたので、途中で「私」は女の人だ、とわかって驚いてしまいました。
(まったく悪い意味ではありません)
そこで「なるほど、一生実ることのない悲恋か」と気付きました。
主人公の目に映る好きな女性に感じる魅力や愛しいという気持ちが、うまく文章で表現されていると思いました。
彼女のしぐさ、持っているもの、姿、儚さ。
再会の場面も感動しました。
思い出の儚さを書いている部分が私のツボにどんと入ってきました。
忘れたくなくても、時間とともに色褪せてしまう。
このような考えはすごく好きです。
「運命の女神」という言葉が少し引っかかって首を捻ってしまいました……。
ただ、他の表現は?と聞かれても答えが見つからないので、単なる好みの問題なのかもしれません。
地の文だけで描かれる世界は私には書けないので、とても勉強になりました。
どうしても会話に頼ってしまう部分があるので……
会話だけではなく和歌さんのように文章で表現するのも楽しそうだな、書いてみたいなと思いました。
素敵な作品をありがとうございました!
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