―もっと、刺激的な恋を。―

満月の夜 出逢うべくして出逢った 金髪碧眼の少女 それは彼等の運命を大きく動かす 声を失った金髪碧眼の少女 星川 詩(ほしかわうた) × 全国ナンバー1の暴走族〜星竜〜 15代目総長 流川 北斗(るかわほくと) 「俺の傍から離れるな」 × 副総長 桜川 奏(さくらがわそう) 「君を守らせて欲しい」 × 幹部 藤吉 奈留(ふじよしなる) 「楽しいこと沢山教えてあげる」 × 幹部 笹本 冬(ささもとふゆ) 「…笑顔でいてよ」 × 幹部 東雲 錬太郎(しののめれんたろう) 「オレの元気分けてやるよ」 1人の儚い天使がもたらすものは 慈愛に満ちた"心温まる"笑顔と 彼らにとっての人生で初めての恋… 『一生に一度の恋』 少女の小指に繋がれた赤い糸は 誰に繋がっているのか…

私には大好きで大切な人が3人いた。 その人達は、私から遠く離れた世界へ 行ってしまった。 それは全部わたしのせい… 私が大切に想う人は、必ず 手の届かないところへと 行ってしまう。 だから、誓ったの。 私は一生大切な人は作らないって… だけど、出会ってしまった。 太陽のように明るくて温かい 優しいキミに… どうして出会ってしまったんだろう。 固く誓った気持ちを 簡単に壊してしまうキミに… 好きになるのが怖いのに、 その想いが溢れてしまう。 キミが好きだって…

はじめてキミを見たとき わたしは目が離せなかった キミの背中にキラキラ輝く翼が見えたから キミとおなじ時間を過ごすうち わたしは キミに恋をした でも わたしには キミがまぶしすぎた だから ひそかにキミを想うだけで キミの輝く翼をそばで見られる それだけで十分だった… だけどキミはわたしに 手を伸ばして 強く強く握りしめてくれた そして… 優しく包み込んでくれたね わたしは すごく幸せだよ… わたしの全部で伝えるよ。 キミが大好き…