加穂子さんの作品一覧

蔓薔薇屋
加穂子/著

総文字数/2,873

ファンタジー7ページ

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「ああ、いいとも。受けてさしあげよう」 チャールズ・ウェイトンは厭らしく笑みながら依頼者に高慢に言い放った。 時は十九世紀後期のイギリスに似た異世界のとある国、とある首都のブレドンには、まことしやかに流れる噂があった。 『蔦薔薇屋。』 ひとつは、どんな路地を探そうともそうは簡単にみつけられないこと。 そしてふたつめは、どんな難問でも解決できる解決屋であるということ。 主人の名はチャールズ・ウェイトン。 その男。 高慢、厚顔、不遜。 容姿端麗頭脳明晰。 安楽椅子探偵さながらに、悠々と不適に笑う青年と、とある事情を抱えた青年貴族の事件簿。
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