飴あま雨さんの作品一覧

遣らずの雨が蕭蕭と -Rain in the forest-

総文字数/884

ホラー・オカルト3ページ

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一人の少女は、 雨の降る森で目を覚ます。 記憶を無くした、 寂しい少女。 その森は、 人ならざるモノが彷徨い続ける場所だった。 襲い掛かってくるモノ。 ずっとついてくるモノ。 此方を恨めしそうに眺めるモノ。 ただ、そこに佇むだけのモノ。 たくさんのモノたちに、 少女は慄き、畏怖し、憂虞する。 __「願う事は、ただ一つだけ。 私の記憶を、返して。」__ 止むことのない雨に向かって 強く哀願する。 この森に、 白雨が悲しく降り注ぐ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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