もしかしたらあたしとおばあちゃんは似ていたのかもしれない… だからかな？ おばあちゃんはあたしに恋愛のすべてを語ってくれた。 幸せさ、楽しさ、辛さ、悲しさ、寂しさ… きっとおばあちゃんはいろんなことを乗り越えてきたんだね。 そしてなによりおじいちゃんを愛していたんだね？ あたしもおばあちゃんみたいに… 誰かに対して一途に生きてみたいと思ったの。 幼稚園のときからあたしにずっと言っていたおばあちゃんの言葉… “ちいちゃんは時間をかけて恋をしなさい” 幼稚園の時はわからなかったけど… 今ならわかる気がする。 ありがとう、おばあちゃん。