15歳の夏。 僕、世界(せかい)は 大好きだったお母さんをなくした。 母さんは どうして自ら死を選んだんだろう。 突然の気持ち。 当たり前だった毎日。 動かなくなった僕の人生が 君のおかげで もう一度、動き始めたんだ。 家族を愛すること。 夢をみること。 好きな人に「好き」と伝えること。 幸せを感じること。 全て。 君が教えてくれたんだよ。 「ごめんね。世界くん。 ─────バイバイ。」 だけど 君は突然 姿を消した。 君が残した嘘は 残酷で 虚しくて 美しかった。 また、君に逢えるなら 僕はあの星になって 君の元へ 逢いにいくよ。 　 "八月のアークトゥルス。" 元タイトル↓ 〜もし君に「好き。」と言えたら、 ボクの世界はどう変わるだろうか。〜 ちまちま更新です 温かく見守って頂けたら嬉しいです。 よろしくお願いします。 最後までお付き合い頂けたらありがたいです。 最後は 読んでる方が誰も思いもしないであろう、ラストになっています。 8月までに全て更新させていきたいと思います。お暇なときの時間つぶしになれば、幸いです。 （只今大幅編集中）