―もっと、刺激的な恋を。―

雲一つない青空のように、透き通った空に恋をした。 空が優しく笑うだけで、俺まで幸せになった。 空、俺たちはこういう運命だったのかもしれない。 出会いと別れの中で育った恋は、終わることを知らなかった。 俺たちの距離は遠すぎて、手を伸ばしても届かなかった。 なんども諦めようと思った。 それでも俺は、今日も空を思っているよ。 2015.11.28～2015.12.20 番外編もあります