中村仁美さんの作品一覧

「好き」のスイッチを切りたい。

総文字数/1,907

青春・友情13ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 - プロローグ - 「おい、早くしろよ。」  廊下には、私のクラスメートの数名の男女、計五人が集まっていた。  女子のリーダー的存在の女子が、私に廊下で横になって寝ろというのだ。  それを聞いた男子は、バケツに水をくみ、それを廊下にまきちらす。  五人のクラスメートは、その上に私が横になって寝るのを待っている。 これは完璧な「いじめ」。  あの時私は後悔した。  それはあの時、私には二つの選択肢があったから。  でも、どちらも選べなかった。  この時私は12歳-。
pagetop