―もっと、刺激的な恋を。―

私はこう思っています。 二次元なんて、馬鹿が頭の中で 描く妄想だと。 2013年、冬 「このマンガマジ面白いよ！」 咲織、二次元グループにいる人 私は二次元グループを見るたび 皆と、 「マンガなんて、どこが良いの？」 「マジ、終わってる」 「めちゃキモい❗」 そんな話をいつもしていた。 二次元グループのメンバーは、 ５人。 それに対して、私のグループは 14人。 クラスの約半分は、私のグループに入ってる。 二次元メンバーは ・戸田愛梨 ・前園咲織 ・大久間薫 ・阿部美雪 ・田中麻季 戸田愛梨がリーダー的 私が入ってるグループメンバー ・早乙女莉蘭・山岸萌乃 ・佐藤綾女・相馬りこ ・新島カナ・長橋懍 ・山崎静華・内田流星 ・豊田勇気・中田涼 ・野坂レン・大野鏡夜 ・坂本陽翔・岡田龍次 私、早乙女莉蘭が率いる人気者グループ。 二次元とは無縁な人 女子７人、男子７人 野坂レンとは、幼馴染みで 3歳の頃から知っている。 お互いに下の名前で呼んでるけど、正直名字で呼んでほしい。 「莉蘭！何して遊ぶ？」 「レンに決めてもらおう。」 「野坂、何して遊ぶ？」 「あー、」 「レンはサッカーにしか興味ないからなー」 「悪かったな、サッカーにしか興味なくて ！」 「莉蘭、携帯なってる」 「あっ本当だ。カナありがとう！」 「早くでな、お母さんから」 「何？」「今日病院だからね」 「あ、忘れてた。皆と遊ぶ約束しちゃったよ」 「ちゃんと断りなさいよ。」 「分かった、じゃあね。」 電話を切って皆の所に行った。 「ゴメン！今日病院だったんだ！」 「そうなんだ、じゃあ仕方ないね」 「本当にゴメン！また今度ね」 「うん」「バイバイ」 私は、ママが待ってる病院へ行った。 「めっちゃ緊張した～」 「莉蘭、小さい頃から皮膚科は苦手なのよね。」 「ママ、このまま買い物してくるから、先帰ってて。」 「分かった。」 「メールだ。」 懍からメールが届いてた。 [今日、皆と遊んで思い付いたんだけど、あと４日でクラス替えでしょ？だからいつものメンバーでお別れパーティーしようって事になったから！ 日にちは男子が決めるって、莉蘭これたらメールしてね✨] [行く。楽しみにしてる❗]